家を買う、とは<序章>

家を買うということを意識し始めた

自分たち夫婦は結婚前に1LDKの賃貸(もともとはどくんが借りていた部屋)に一緒に住んでいた。結婚後もひとまずそのまま1LDKに一緒に住んでいたが、やはりプライベートなスペースがないというのがどくんの不満だった。

2度目の部屋の更新が近づいてきて、更新をするかしないかと考えたときに、初めて家を買うということを意識しだした。(みなさんもそういう感じだと思いますが)

ただまだ意識した程度で、どこに住みたいとか、一戸建てなのかマンションなのかも決まっていず、家の値段の相場ももちろん知らなかった。

ひとまずはまた賃貸に

1LDKのアパートに住んでいて、妻は上や横の部屋の音がどうしても気になるということだった。どくんはといえば上からの足音なんかは、人がいる感じがして寂しくない、くらいな感じで全然気にならなかった。

更新を前に妻が、「一軒家に一度住んでみて、それで自分たちがどう感じるかためしてみようよ」と言うので、それも一案だなと思い、今住んでいる東京都日野市は気に入っていたので、日野市で賃貸の一軒家を探し始めた。

その時住んでいた1LDKのアパートの家賃が駐車場代込み¥82000だったので、同じくらいの値段か、もっと下げられたらラッキーくらいな気持ちで一軒家賃貸を探したのだが、SUUMOで日野市で¥82000で検索したら、一軒家は2つしか出てこなかったのだ。

2つだけ!? しかも古い一軒家だった。築45年クラス!

いわゆる普通の?見た目が綺麗な3LDKくらいの一軒家みたいな家は13万~15万でさすがにそんなに高い家賃を払えないし、払いたくなかった。

そうなるともう日野市で家賃が8万くらいで一軒家となると選択肢は2つのみ。

結果、築46年の、内装はリフォーム済の一軒家に引っ越すこととなった。

そして結果的にその築46年の家に1年半住むこととなった。

この家に関してはいろいろと言いたいことがあって、たくさんの問題があって、それを工夫しながらできる限り快適にしていこうとしてきた。結果的にこの古い家に住んだおかげで自分たちの、家を買う、ということがものすごく明確になっていったので、言わせてください!!

築46年の一軒家の言いたいこと

・お風呂がバランス釜で正方形!(2人では入れません!)(バランス釜が怖くて結局1度もお風呂を沸かさなかった。)

・お風呂に換気扇がないので天井がすぐカビる。バイオで対策!

・洗面所が無くキッチンが洗面所。(妻とのバッティング率高し!)そしてキッチンの蛇口から水を出すと初めに錆びた水が出る。(不動産屋に相談したら水道管の問題だろうから我慢して使うしかないと言われた。)

・ゴキブリがよく出た。(これもいろいろと試行錯誤して、これだ!というのにたどり着いたのだが、詳しくはまた別の機会に!

・冬とにかく寒い。(冬の朝は30分くらいは石油ストーブの前から動けなかった。)

もとめる家はみえてきた

築46年の一軒家に1年住んだ頃、今後の住まいをどうしていくかを考えだした。

この家は2階建ての一軒家なのだが、1階が6畳とキッチンとお風呂、2階が8畳?と4.5畳の2部屋と一軒家だが決して広くはなかった。

お風呂は冬なんて外で風呂入ってるようなものだし、朝も寒いし。妻が料理しているときに、仕事から帰宅したどくんはそのキッチンで手や顔を洗ったり。

がんばって工夫はこらしていたがもう少し快適な家に住みたいという気持ちは夫婦2人とも思っていた

一軒家というものは2人ともとても気に入っていて、アパートのような集合住宅より一軒家のほうが良い!という気持ちはかたまってきていた。

そしてもう少し快適に暮らしたい

自分たちが求めているものは見えてきていた。

家の更新も見えてくる。この家を更新するのか、引っ越すのか。引っ越すとしてもまた次も賃貸にするのか、それとも家を買うのか。

そろそろ動き出してみようかと1年この一軒家に住んだ頃にようやく動き始めた。

どくんが40歳のときだった。

家を買うということを真剣に考え出した

妻にある時に言われた言葉があった。

「私はこの家では子供を産んで育てられる自信がない、子供を作るなら違う家にしてほしい。」

この家だって全然子供は育てられるが、確かにこの家で育てていくのは大変だと思った。家の中には犬も1匹いるし、いろいろ大変だろうなということは容易に想像がついた。

どくんはその言葉を言われたときから、自分の家を買うということを意識していた。

ただ、どこの土地に住みたいかが決まっていなかった、というか決められなかった

家を買うということはその土地に死ぬまで住む!というふうに重く考えていたからで、死ぬまで永住!なんて考えると、そんなの簡単に決められないよー、となっていた。

住みたい土地がなかなか決まらなかったので、その時に住んでいた東京都日野市の一戸建ての相場をSUUMOなどで調べ始めた。

日野市の分譲の戸建て住宅の相場は3000万~4000万くらいだった。自分としても家って3500万くらいなのかなあとばくぜんと思っていたので、こんな感じかあ、と思ったくらいだった。

世の中の人たちの多くが家を買っているんだから、ちゃんと働いている自分でも買えるんだろうなあと、無知だからこその変な自信があったが、いろいろと調べていくうちになんて甘い考えだったのかと気づかされた

そしてここから家を買うことについて真剣に取り組むようになっていった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA