家を買うということを真剣に考え始めた <第一章>

一体、どこから考え始めればいいのやら

家を買うということを考え始めるときに、いったいどこから考え始めればいいのかわからないという人達が多いのではないかと思う。

そしてだいたい家を買う場合は、結婚していて夫婦で考えることが多いと思うので夫婦の意見も一致させていかないといけない

まずは一戸建てかマンションか。これだけでも調べれば双方のメリットデメリットがかなり沢山出てくる

そして新築か中古か問題。これも調べていくと有識者達は中古を買うほうがお得だというが、自分たちの本音は買えるならば新築が欲しいと思う。

そして売ることを想定して買うのか、ここで一生暮らすで構わないとして買うのか。

住む土地はどこにするのか。都心に近くなるが高価な家か、都心から離れるがまあまあ安価な家にするのか。駅からどれくらいまで離れても大丈夫だろうか

自分達はいったいいくら毎月払えるのか。つまりいくらの家が買えるのか

頭金はいくら入れるのか、フルローンでいくのか。

こういうことを複合的に考えて自分が妥協できる部分とできない部分を見極めながら、さらに相手と意見をすり合わせていくのだから、これだ!ということを決めることは至難の業である。

どくん
どくん

自分達の場合は前回の<序章>で書いた通り、賃貸の古一軒家に試しに住んでみて、「やっぱり家を買うなら一戸建てに住みたいね」という意見で夫婦で一致していたので一戸建てかマンションかの決断は早かったです。

そこの部分は1番最初に決まりました。

買う場所(土地)選び ①

家を買うことを考えたときに住んでいたのが東京都の日野市の賃貸古一軒家で、自分たちの家賃は¥68000で駐車場代が¥10000で合計¥78000だった。

ただ自分達としては毎月の家賃としての支払いはもっと安くなるといいなあとは思っていた。

(妻は扶養内で働いたり、働かない時期があったりと安定的な収入がなかったことと、自分(夫)の給料だけで生活できたら、妻の収入は全て貯金に回せるからかなり安定していけるのではないかと思っていたので。)

SUUMOという非常に便利なアプリが今はあるので、SUUMOでなんとなくの検索をし始めた。まずは住んでいる日野市で検索をしてみる。

日野市の分譲の戸建ての相場は3000万~4000万くらい。家ってそれくらいするよなあと思っていた自分がいたが、SUUMOアプリの月々の支払い試算というので見てみたら3500万の家でフルローンで金利1%で月々10万円を35年間とでた。

「あ、結構厳しいな、、、」

まだ金利のこともよくわからず、固定金利や変動金利のこともよく知らず、家を買うと諸経費で+200万くらいかかることも知らず、一戸建てでも修繕積立金を自分で貯めておかなければいけないことも知らず、その時点でもう厳しいなあという状況だった。

自分達は日野市を気に入っていたし、日野市には特に何の不満もなかった。だから日野市でお安く一戸建てを買うことが出来たら日野市で買っていたのかもしれないし、場所(土地)に関しては早く決まっていたかもしれない。

つまり「日野市は無理なんじゃないか」とこの時点で気づいたのだった。東京の中でも西側だし、そんなに人気があるようにも思えない土地だと思っていたので、家を買うなら日野市でもいいかなと軽く考えていた自分が本当にお恥ずかしいかぎりだった。

妻が扶養を外れるほど働きに出てくれて夫婦共働きとなれば買えないことはないのだろうが、総合的に余裕のない生活になることが予想されたので、日野市は厳しい、(自分だけのお給料では買えない)と判断した。

どくん
どくん

正直、なんか悔しい思いはありました。ただただ自分が無知だったというのはありますが、普通に就職して同じ会社で頑張って働き、それなりにそこでは結果を出しているつもりだったのですが、それでも東京の日野市には1人の力では一戸建ての家を買うことはなかなか難しいことだなんて。

まあ貯金をたいしてしてこなかったというのも理由としてだいぶありますが、、、、、、、、

欲しい家を買うということは、きちんとした事前準備が本当に必要なんだと痛感しました。

買う場所(土地)選び ②

日野市をあきらめた自分たちは次なる土地を探し求めた。

自分の仕事の通勤を考えると場所の条件としては東京都・神奈川県・埼玉県でないと通えないというのがあった。

日野市より安いところとなるとそれなりにもう限られてくる。

日野市より都心に寄ったら、はい、もちろん日野市より高かった。

東東京のほうは自分にはあまりにも縁がなかったので選びきれなかった。

そして自分は八王子市とあきる野市に目を付けた。八王子市は自分に縁があり住んでいたこともあるのでだいたいのことはわかる。土地勘もかなりある。なので安心感がすごくあった。

あきる野市は自然が多い、静かそう、土地が安そう、穴場なんじゃないか、こんなイメージだった。八王子市から少し北上すればもうすぐにあきる野市なので、八王子市とそこまで変わらなさそうだなとも思っていた。

どくん
どくん

やっぱり全く縁がないところ、住んでる友達がいなかったり行ったことがないところ、街のカラーがわからないところは選びにくいですよね

ここでも良いけど、ここじゃなくても全然良い。

となってしまって決め手に欠けまくるといいますか。

そこで縁がある場所、八王子市と、なぜだか昔からなんか良いイメージを持っているあきる野市(八王子市近い)候補としてまたSUUMOで探し始めた。

買う場所(土地)選び ③

自分は貯金があまりなかった。そもそも家をゆくゆくは買うぞなんて思って生きてきていなかったし、ずっと賃貸でもいいんじゃないかとも思って生きていた。

なので基本的にはフルローンでお金を借りて家を買おうと思っていた

日野市の賃貸の¥78000より月々の支払いを安く済ませようと思うとフルローンで考えると2000万~2500万円の家がひとつの目安となった

もちろんその値段より安いに越したことはなかったので新築・中古の一戸建て両方を視野に入れて探した。むしろ中古というくらいだから安く買えそうなので中古物件購入をを主に視野に入れて家を探した。

その値段で八王子市、あきる野市で家を探すと、買える家はあった。新築中古ともに物件はあった

八王子市は場所がかなり不便そうなところしかなかった。駅からバスで20分~みたいなところになってしまう。

あきる野市は駅から徒歩数分という家があったが土地勘がまったくないから何とも言えなかったのと、その駅があるJR五日市線の運行状況がまったくわからなかったので保留状態な感じだった。

どくん
どくん

妻も値段的な面から、八王子市とあきる野市で納得してくれて一緒にSUUMOで物件探しをし始めてくれました。

妻は自分より結構若いというのと、ネット検索に自分よりかなり慣れているので、自分なんかより全然効率よく家を探し出してくれました。

1人で探すより2人で探すとやっぱり楽しくて盛り上がってきますよね。

物件内見の旅へ

妻がかなり精力的に物件を探してくれていて、そして自分も物件を探しつつ、JR五日市線というものの運行状況を調べながら、あきる野市の土地勘についても調べだした。

ネットで物件を見ていて何件か気になる物件は出だしたが、そのままでは正直そこから前に進まなかった

同じ物件でもいろんな不動産屋の名前があったり、これってどういうことなんだろう。いったいどの不動産屋にしたら良いんだろう騙されたくはないなあ。変な不動産屋に当たるとしつこく付きまとわれて買わされそうにならないかな。

どくん
どくん

わからないことがあるのに調べることは後回し。調べないからわからない。わからないから不安。不安だから後回し。

みたいなことを続けていたら本当に全然家選びが進まなかったです。

妻に呆れられそうになりました、、、

仕事から遅い時間に帰ってきて、寝るまでの時間の中で調べるかとなると、ついつい後回しにしてしまいまして、、、

業を煮やした妻が自ら不動産屋に電話をし、内見のアポイントを取り付けた

そこから物件内見の旅が始まり、家を買うに至るまでのうちの物語が始まった。

やっぱりさくっと家は決まらず買うまでにいろいろなことがありました。

それは次回以降に。続きも読んでいただけたらありがたいです。

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